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Windproof Arctic Trousers【Vol.2】

Windproof Arctic Smock&Trousers

68 Pattern








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俗に 68 Pattern と呼ばれる

Windproof Arctic Smock&Trousersは、70年代製と、80年代製造品の 2種類 存在します。







分類する必要があるのか?

という話になりますが、コレクション品としての価値、値段が全く異なりますので、否応なしに分かれます。

70年代製は、すでにマーケットから姿を消しており、1年に1着くらい eBayなどに出てくるかな? といった状況なので、実際に見る機会は、ほとんど無いのですが・・。







70年代製の値段ですが、

80年代製の 5倍くらい であると言われています。

この情報は少し古くて、

前述の通り、70年代製はマーケットから消えて久しいので ミントコンディション級で良サイズなら もう そのくらいの値段では買えないかも知れませんが・・。







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1970sと、1980sの違いは、 一目瞭然 サイズ・ラベルです。

なので、

サイズ・ラベルが消えてしまって判読不可能レベルの中古品は、ほとんど値段が付かない ということになります。







過去記事と重複しますが、もういちど記載しますと、

( Size 1 )、( Size 2 )、( Size 3 )、といったWW2時代から変わらない英軍特有のサイズ表記。

当ブログでは、オールド英軍サイズ表記 と記載してきましたが、

英国人は、【Old Imperial sizing/オールド・インペリアル・サイジング】と呼んでいますので、略してインペリアルと記載したいと思います。







インペリアル廃止後の1984年に採用された NATOサイズ表記は、

スモックなら、( 170/96 )、( 180/104 )、といった感じで( 身長/胸囲 )、

ズボンの場合は、( 股下/ウェスト/ヒップ )にてサイズ表記されています。

何れも、センチ・メートルでサイズを示しますので、

これを 【Metric sizing/メトリック・サイジング】と呼ぶ英国人が多数存在しますので、略してメトリックと記載します。

ちなみに、NATOサイジングとメトリック・サイジングは、英国人マニアの間で、どちらも使われている名称です。







一般的には、メトリックはP85からなんですが、

これには例外がありまして

一部の衣類では、1984年以前からメトリックが使われていました。

その一部の衣類が、Windproof Arctic Smock&Trousers なのです。







Windproof Arctic Trousers







Windproof Arctic Smock&Trousersは、最初からメトリックだった訳ではなく 登場した頃はインペリアルでした。

登場時期は諸説ありまして、当ブログでは1976年設定になっていますが、確実に1976年だと明言できないので 1976年頃 と記載しています。

1976年頃 ~ 1979年までの製造品は、インペリアルだったとされています。

1980年 ~ 1981年にかけて作られた製品から メトリック が採用されました。







つまり、

70年代製造品は、Old Imperial sizing/オールド・インペリアル・サイジングのサイズ・ラベル。

80年代に入ってから作られた製品は、Metric sizing/メトリック・サイジングのサイズ・ラベルが付いている ということです。







・・・あくまでも

これはArctic型の話ですよ。

DPM迷彩で同じウィンドプルーフ・マテリアルが使われている Windproof Smock それから クロスオーバーベルトのWindproof Trousersの話ではありませんから。

SASスモックという名称を使わず、あえてラベル通りの名称でブログ作成しているのは混同を避ける為です。

英軍はややこしいので・・。







Windproof Arctic Smock&Trousers




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Windproof Arctic Trousers




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  1. 2019/06/27(木) 11:47:54|
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Windproof Trousers


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Windproof Trousers

68 Pattern/実物・デッドストック新品







クロスオーバーベルトのDPM迷彩ウィンドプルーフ・トラウザーズ・最初期型です。

ラベルは、

TROUSERS MENS

CAMOUFLAGE WINDPROOF

となっておりまして、

こちらは1975年頃 ~ 1983年までの製品の名称になります。







1984年以降に作られたウィンドプルーフ・トラウザーズは、

TROUSERS COMBAT

CAMOUFLAGE WINDPROOF

にラベル名称が変更されています。







Windproof Arctic Trousers

Windproof Arctic Trousers







Windproof Arctic Smock の記事の中で、


「 ズボンに関しては、先に登場したP68 DPM迷彩ウィンドプルーフ・トラウザーズ【SAS Trousers】と同じ生地で作られているというだけで、デザインに類似が無く別物なんですが、」


と記載しましたが、

どのくらい デザインに類似が無いのか 比較画像を掲載してみたいと思います。







Windproof Trousers

Windproof Trousers







Windproof Arctic Trousers

Windproof Arctic Trousers







Windproof Arctic Trousers




Windproof Trousers

Windproof Trousers







Windproof Trousers




Windproof Arctic Trousers

Windproof Arctic Trousers







Windproof Arctic Trousers




Windproof Arctic Trousers




Windproof Arctic Trousers




Windproof Arctic Trousers







オーバーパンツとして使用する際、ブーツを履いたまま着用できるよう 裾がベルクロにて開閉可能です。

これがArctic型の大きな特徴です。

しかし、

S95以降、ラベルから Arctic の文字が消えてしまいました。







ベルトループ仕様、フロント・ファスナー、ベルクロ留めの腰ポケット、

そして

ベルクロにて開閉可能なズボン裾

といったArctic型のズボンであっても、ラベルの名称は Windproof になります。

スモックも同様に、ワイヤーフード、ランクタブ付きであっても Arcticの名称は付かず、Windproof になります。

S95以降は、全てウィンドプルーフという名称になっています。







前回、Windproof Arctic Trousers を掲載した際、英軍・初心者向けの簡単な説明として


「 Arctic/アークティックは、先に登場した DPM迷彩ウィンドプルーフ・トラウザーズと区別する為に付けられた名称だと思われますので、そういう名前だと思っていればオッケーかと。」


と記載したのは、混乱を避ける為です。

Arctic型と呼ばれるスモック&トラウザーズは、P85時代までは存在しましたが、現在は使われていない名称になります。

デニソンスモック同様、後継モデルは存在するも、名称は廃止ということなんでしょう。







Windproof Arctic Trousers




Windproof Trousers

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P68 Windproof Trousers





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  1. 2019/06/01(土) 22:34:00|
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Windproof Arctic Trousers


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Windproof Arctic Trousers

68 Pattern/実物・デッドストック新品







ラベルに記載されている名称は下記の通りです。

TROUSERS, COMBAT
( WINDPROOF ARCTIC )







海外のミリタリーショップでは、 British Army DPM Camo Windproof ARCTIC Combat Trousers 等の名称で販売されています。

直訳で 「 英軍DPM迷彩・防風・北極・戦闘ズボン 」 なので、英軍をやっていない方は、 なんだそれ? と思うかも知れません。

同じ英語圏でも、アメリカ軍は使わない イギリス軍特有の名称なので簡単に説明してみたいと思います。







ウィンドプルーフ・マテリアル【バーバリーの創業者が発明した ギャバジン と呼ばれるコットン生地】で作られている衣類には、Windproof の名称が付きます。

当初はコットン100%のギャバジン生地が使用されていましたが、S95以降( 00年代に入ってから )、コットン50%/ポリエステル50%の混紡生地で作られた製品も登場するようになり、時代と共にウィンドプルーフ・マテリアルも変化しています。

Arctic/アークティックは、先に登場した DPM迷彩ウィンドプルーフ・トラウザーズと区別する為に付けられた名称だと思われますので、そういう名前だと思っていればオッケーかと。







P68 Windproof Arctic Trousers







DPM迷彩ウィンドプルーフ・アークティック・トラウザーズは、いつ頃 登場したのか? という話になりますが、

1970年代半ば、 とされています。

されている というのは推定という意味です。

英国人の愛好家・コレクターが各種資料などから 概ね おおむね そのくらいで間違いないだろう としている年代です。

クロスオーバーベルトのDPM迷彩ウィンドプルーフ・トラウザーズが、1975年。

約1年くらい遅れて、

DPM迷彩ウィンドプルーフ・アークティック・トラウザーズが、1976年( もしくは1976年~1977年にかけて ) 登場したとされています。







何れも、

Mid 1970S ~ Late 1970S

1970年代半ば ~ 後半にかけて登場しているので、これを P68 と呼ぶのは、おかしいのではないか?

といった英国人コレクターの意見もあります。

まぁ 言っている意味はわからなくもないんですが・・・。

あまり細分化してしまうと複雑になりますので、私は従来通りの分類が望ましいような気がします。

依然として海外のマーケットでは 68 Pattern ですし、これは、この先も変わらないと思いますので。







Windproof Arctic Trousers【Pattern 68】







上記掲載画像の Windproof Arctic Smock は、85 Pattern

・・・それも、1990年代に入ってから作られた製品です。







P85は1985年からではなく 1984年 ~1985年にかけて作られた製品が 85 Pattern の始まりとしている英国人が多数存在しますので、当ブログでもP85は1984年設定にしたいと思います。

そうしますと、

1976年頃 ~ 1983年までの

Windproof Arctic Trousers が 68 Pattern ということになります。







P68 Windproof Arctic Trousers







今回は、英軍・初心者向けの簡単な説明で終わりますが、

次回以降、中級以上の方向けにブログ作成予定です。







SAS DPM Windproof Arctic Trousers




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  1. 2019/03/14(木) 00:03:22|
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