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米国SMW社製SM Wholesale( 米国SMW社 )は、ハリウッドの映画衣装メーカーで昨年公開された映画「 フューリー 」の衣装を制作するなど、クオリティの高さにマニアから定評があります。
ブランドの中のブランドですね。
ブランド品なんですが、
必ずしも、全てのSM Wholesaleが最高のクオリティであるとは限りません。


天面部分が縫って留められており、開きません。
私が購入したロットだけなのか? それとも全部そうなのか不明ですが、
最初から 安全ピン等 で天面部分を留めて開かなくしたような仕様になっています。

右側が京都SCHMIDT製です。
SCHMIDT製に限らず、中華レプでも普通は天面部分が開くんですけどね・・・。

米国SMW社製は開きません・・・。
実際に被ると、天面部分が開かなくて 見栄えがいい というか カッコいいんですけどね。
元々、映画用だから それっぽく見えればいいって作っている
ゆるい のあるよ! なんて話聞いたことがありますが、
SS M40型略帽は、まさに そんな感じです。

「 ・・・彼は、あまり ウールが好きな人間には見えない。」
2015年7月のVショー会場で 京都のSchmidtさんは 私に そう言いました。
「 買うなら コットンがいいですよ、迷彩スモックとか。」
「 物凄いお金 注ぎ込んで作っているし、他は真似できない。」
Schmidtさんは、そう続けました。
やはり というか やっぱり、
スティーブ氏が ありったけのお金と情熱を注ぎ込んで作っているのは、ドイツ軍の迷彩衣料なんでしょうね。
結論になりますが、
SM Wholesaleを買うなら、サムズミリタリ屋さんが昔から定期的( 不定期?)に仕入れて 販売しているアイテムを選べば間違いない ということです。
サムズミリタリ屋さんにおける販売は、基本的に迷彩衣料が中心ですよね。
例えば、
「 ドイツ軍・陸軍スプリンターカモアノラック/米国SMW社製 」
ウェブサイトの商品説明では、実物の未使用品かと見間違える程のクオリティだと 記載されています。
大袈裟ではなく 本当にそうなんだと思いますよ。
これを買って着れば、サムペキンパー監督の戦争映画の主人公になったような気分になれますよね。
このように、サムズミリタリ屋さんは SM Wholesaleの中から 本当に良いモノだけを選んで販売している感じです。
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テーマ:ミリタリー - ジャンル:趣味・実用
- 2015/11/12(木) 20:05:42|
- SS M40型略帽
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Schmidt & Sohn工房製
歩兵/白兵科色山形付きタイプ 兵科色山形は、採用時~比較的初期に作られたものには付いていたとされています。
実物同様パイピング仕立て
裏地は、縦糸レーヨン/横糸コットンの交織生地( 高級生地 )が使われています。
Schmidt製の帽子、現在4個所有していますが全て生地( 裏地 )が異なります。
あえて変えてきているのでしょう。
そこら辺は、さすがプロという感じです。

初期型:Schmidt製
後期型:サムズ製
側面から見ると 明らかに型紙が異なります。
現在、各国製レプリカの大半が初期タイプであり サムズ製のような後期タイプのモデルアップは珍しいと思います。

当時わぁ~ 外に出る時~ 帽子を被らないのわぁ~ おかしかったんですよぉ~
サムズ製SS M40型略帽 購入時、昔からいる店員さんは そんな説明をしてくれました。
つまり、当時のドイツ兵は、野外では何かしら帽子を被っていたということです。
ですから、
略帽を入手される方は、リエナクトメント志向の方が多いのではないでしょうか。
サバゲーですと規格帽があれば充分なので、略帽は必要のないアイテムになります。
( もちろん 被りたければ待機スペースで被ってもよいのですが・・。)
私の場合、略帽はサバゲー用にドイツ軍装備を一通り揃え終わってから、何気に手を出したアイテムという感じです。

慣れない略帽に手を出して戸惑うのは、サイズ選び それから 被り方です。
サムズ製入手時、昔からいる親切な店員さんに聞いてみました。
頭に ちょこんと のっかっていれば いいんですよぉ~
そんなに 気にすること ないんですよぉ~
と言っていました。
また天面部分が開いてしまってはカッコ悪いので、常に天面を閉じた状態にする為、3箇所くらい 軽く 縫ってしまうと良い とアドバイス頂きました。
私は、店員さんのアドバイスに従い 内装側から3箇所 軽く縫って 天面が開かないようにしました。

Schmidt & Sohn工房製さんでは、
天面を閉じて、略帽らしく斜め被りする場合は、被っている規格帽より1センチ程度大きめが良好であるとアドバイス頂きました。
SS M40型は、天面が細いので帽子を後頭部にかけて被らないと帽子が安定しないので、やはり1センチ程度 大きめ が良いとのこと。
天面が開かないように 縫うか 安全ピンで留めたい と打診したところ、
実物で最も留められていることが多いのは陸軍のM34型であり、SSの場合、実物で留められている物はそれほど多くない。
大きめのサイズを選べば、留めなくても天面を閉じたまま斜め被りが可能だと言います。
私は、店主Schmidtさんのアドバイスに従い 大きめのサイズを選び、Schmidt製の略帽に関しては天面部分を縫って留めるのを断念しました。
このようにお店によって微妙に異なるのですが、どちらも適切なアドバイスだったと思っています。


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- 2015/03/07(土) 01:02:20|
- SS M40型略帽
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サムズ製
サムズミリタリ屋さんが中華業者に発注して作らせた中国生産品です。
中華業者の生地にて製作されていますが、帽章だけは、サムズミリタリ屋さんが持ち込んだそうです。
レプリカ帽章もメーカーによって若干違うのですが( 米国SMW社製は鷲が銀色ではなく白色 )、サムズ製略帽は京都Schmidt工房さんが使用している帽章と同型です。

略帽トップの外周部分に 縫い糸 が見えます。
ステッチ仕様ですね。

実物はパイピング仕様であり、
ステッチ仕様はコットン製略帽及び末期に作られた極々一部の製品にしか存在しないので、
一般的にはウール製のSS M40型の実物には存在しないと言われています。
・・・しかし、かつてのミハエル・ヤンケ社製SS M40型略帽も ステッチ仕様 だったそうなので、
レプリカ市場においては佳作 もしくは 一般的なレプリカという位置付けになりますので特別悪いという訳ではありません。

型紙は、後期タイプですね。
レプリカの大半が初期タイプなので ひじょーに珍しい と思います。
どこも作っていないので ウチが作った というのはサムズ得意のパターンなのですが、
この略帽も そうなのかな? という感じです。

裏地、あえて写真に収めていませんがコットン製です。
M40型ウール軍服の裏地ですとか、一般的なレプリカに使用されている
いかにもコットン100%です! といった感じの生地になります。
今回、紹介しているSS M40型略帽は、サムズミリタリ屋さんの2009年以降の製品です。
( 2008年のリーマン・ショック以降の廉価版路線/安く買えて それでいてイイ物 というコンセプト。)
・・・私の中では もう ひと声 という気持ちがありますが、トータルで見たら悪くない製品だと思います。
高級品と同じ帽章、それに 後期タイプをモデルアップ といったところに こだわりが感じられる製品です。

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- 2013/01/18(金) 11:30:30|
- SS M40型略帽
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