杉並ワークス

猫ぶろぐ【13】

今回は、仔猫の話から。







仔猫とは、どら猫の ぶーちゃん が連れていた生後1年経っていないのでは? と思われる猫のことです。

昨年の7月にチビ猫を5匹産んで母親になりましたが、私の家での愛称は、 仔猫・コネコ のまま変わっていません。







ずっと、 野良猫の親子 と記載してきましたが、今となっては、本当に親子なのか わかりません。

年齢&容姿は全く異なります。







出会った頃の 仔猫は、前述の通り、生後1年経っていないのではないか? というくらいの年齢でした。

親猫の年齢ですが、実際のところは不明なのですが、けっして若い猫ではありません。

人間で言えば、中高年だと思われます。

なぜ 仔猫を1匹だけ連れていたのか? この辺りも不明です。

( 猫はたくさん子供を産むと聞いていますので・・ )







私が、この地域に引越してきた時から、隣家の庭に 小さなお茶碗が ふたつ しか置いていなかったので

おそらく この場所へ 子供を1匹しか連れて来なかったのではないか? と思われます。







猫ぶろぐ【13】







ぶーと仔猫。

年齢もだいぶ離れていますが、容姿は さらに異なります。







仔猫は、細身&スマート。

猫科の動物にたとえると ヒョウ ですね。

小さな顔&尻尾の形等、まさに ヒョウ です。

ヒョウの縮尺版といった体形です。







ぶーを猫科の動物にたとえると、猫そのもの。

それも 典型的な どら猫 といった容姿です。

楕円形の ばかでかい顔。

太い首と胴体。

山芋1本分くらいある太くて長い尻尾は、毛が ふさふさ しています。

仔猫は毛が短く硬い感じですが、どら猫は毛足が長いですね。







このように容姿だけ見ると似ても似つかないのですが、配色が同じなので 親子ではないか? と思っていました。

それから、目の色が同じです。

少し青みのあるグレー色です。

( 因みに仔猫が産んだ5匹のチビは、オス猫と同じ 黄色い目 をしています。)







隣家の塀の上で、仔猫を呼んで鳴くと 遠くから仔猫の返事&鳴き声が聞こえてきます。

その後、どこからともなく仔猫が現れます。

仔猫の姿を認めると、 ごろごろ 鳴き始めます。

仔猫は、ごろごろ鳴いている ぶーに駆け寄り 頬ずり を繰り返します。

昨年の春から初夏にかけて こういう光景が時折、見られました。







私の目には 仲のよい親子 に映りました。

実際、ぶーは仔猫のことを大事にしていましたし。







毎日、朝と晩に、猫エサの入ったお皿をふたつ( ぶーと仔猫の分 )出していました。

この 「 何気ない日常 」 がずっと続くと思っていましたが、すぐに終わる日がやってきました。







17歳







ある日を境に 仔猫の態度が一変しました。







どら猫が塀の上を歩いて 私の家にやってきました。

どこからともなく仔猫が現れます。

仔猫の姿を認めると、 いつものように ごろごろ 鳴きました。

仔猫が駆け寄り 夢中で頬ずりを繰り返します。







その後、仔猫は塀からベランダの手すりの上に飛び乗り、下に降りてきてエサを食べ始めました。

仔猫がエサを食べている間、どら猫はベランダの手すりの上で周囲を警戒します。







この頃は、基本的に 置きエサ でした。

夏場にさしかかり 猫缶は傷みがはやいので 俗に カリカリ と呼ばれるドライフードにしていました。

カリカリ だけでは、さびしいので、またたびの粉をふりかけ その上に 猫用のかつおぶし を大量にかけた後、

ほしかま と猫用の にぼし をのせていました。







どら猫と仔猫の分 お皿をふたつ 出しているのですが、

仔猫は いつも 上にのっている ほしかま と にぼし を全部食べてしまいます。

それから かつおぶし を全てなめて これもまた 全部食べます。

カリカリは、ほとんど食べず、またたびの粉 だけ なめてから帰って行きます。







どら猫は、仔猫に好きなだけ食べさせた後、残りもの を食べていました。

それでも、いつも 仔猫から先に食べさせていました。







この日も 仔猫は 上澄みだけ( ほしかま等 ) 2皿 食べてしまいました。

ここまでは、いつもと同じでした。

仔猫が食べ終わって帰って行くのを見届けた後、どら猫が降りてきてエサを食べ始めるのですが、

この日の仔猫は、食べ終わっても 帰りませんでした。

エサ皿の前に座って帰らないのです。







5分~10分くらいでしょうか、そのくらい時間が経過しました。

見ていた私には ひどく時間が長く感じられました。

ようやく仔猫がベランダの手すりの上にあがりました。

交代で どら猫が降りてくると 仔猫は血相を変え ベランダの手すりから飛び降りてきてブロック。

お皿の前で ブロック&妨害してエサを食べさせようとしません。







猫ぶろぐ【13】







はじめて見た時、私は目を疑いました。







( な、なんで そんなことするんだ・・)







目の前の光景が信じられませんでした。







エサを食べようとすると 仔猫は、執拗に妨害を繰り返しました。

結局、食べるのをあきらめて帰って行きました。

ぶーが帰ったのを確認すると、仔猫が立ち去ります。

ある日を境に、毎日、これの繰り返しでした。







17歳







「 ぶーちゃん 今日も なにも食べずに 帰った 」







私が帰宅すると、妻が言います。







「 仔猫がね さんざん邪魔して 食べさせないのよ 」







「 子供を産んだら 急に強くなったみたい 」







なんで そんなことをするのか?

どうして そうなったのか?

私には、状況が全くわかりませんでした。

子供が生まれたからといって ぶーちゃんにエサを食べさせない というのは理由にならない と思いました。







猫ぶろぐ【13】







いつから そうなったのか?

私は記憶をたどりました。







仔猫の出産から 2週間くらいだったと記憶しています。

夜、ベランダで煙草を吸っていると




びゃー びゃー びゃー びゃー




という激しい泣き声が聞こえてきました。

今まで聞いたことのない泣き声だったので、思わず立ち上がると、

仔猫が 泣き喚く 手のひらサイズのチビ猫 をくわえて 猛スピードで通り過ぎました。

ほんの数秒間の出来事でした。

どうやら 巣を移動したみたいです。

チビ猫の姿を見るのは、少なくとも2ヶ月くらい先だろうと 思ってあきらめていました。

まさか、生後2週間足らずで 見ることになるとは思ってもいなかったので物凄く驚きました。







移動先は、南側の隣家の裏庭でした。

この裏庭には、使わなくなった箪笥等の家具が積み上げられ、雨ざらしのまま放置されています。

ここが 猫の巣 になったのです。

正面玄関&表通りからは、この積み上げられた家具類は見えません。

おそらく知っているのは、私の家だけだと思われます。

( 傾斜地なので まる見え なのです。 )







隣家の敷地内なので、当然のことながら、この家の人間しか立ち入ることが出来ません。

また、この裏庭で人の姿を見た記憶がありません。

つまり、誰も現れない人間の居ない場所 ということになります。







幾重にも積み上げられた家具類の中は、雨風しのいで外敵から身を守るには、格好の場所だと言えます。

これ以上、望めないくらい 子育て 最適の場所ですね。







さらに、積み上げられ、重なり合う家具類の迷路のような隙間を抜けて登ると、

上手い具合に敷地境界線の塀の上に出られることが判明しました。

それだけでなく、いちばん下まで降りると隣家の裏庭にも出られます。

よく こういう場所を見つけるなぁ~  私は感心してしまいました。

( のちに私の妻は、この場所を 猫マンション と呼ぶようになりました。)







猫マンションにチビ達を住まわせるようになってから、仔猫の態度が一変したように思います。

しかし なんで?

猫社会&猫事情に疎い私には、どうしても理由がわかりませんでした。







17歳







・・・ある日、

仔猫とオス猫が仲良く一緒に居るところを目撃しました。





私は、一瞬、目を疑いました。





オス猫は、ぶーちゃんと敵対していたオス猫だったからです。







猫ぶろぐ【13】







このオス猫は、

ぶーちゃんに撃退されても 執拗に 侵入を繰り返していました。







敷地境界線の塀の上で、睨み合い対峙した時、

仔猫は、ぶーちゃんの少し後ろで、 シャー シャー と牙を剥いてオス猫を威嚇していました。

親猫に加勢して縄張りを守ろうとする仔猫の健気な姿が 今でも、私の脳裏に焼き付いています。





( ・・・な、なんで )





なんで仔猫と、このオス猫が仲良く一緒にいるのか理解できませんでした。

さらに、目を疑いたくなるような出来事が続きます。







17歳







この頃になると、私の家のベランダで寝ていたり、現れたりすることがなくなりました。

私の家のベランダだけでなく、近所のアパートの鉄骨の階段、隣家の軒下等、

ぶーちゃんの お気に入りの場所 というか 定位置 いつも居た場所から姿を消してしまいました。







ぶーちゃんは、いなくなってしまいましたが、仔猫は、毎日、やってきます。





( ぶー どうしたんだ? )





猫事情に疎い私ですが、名状しがたい不安がよぎりました。







猫ぶろぐ【13】







・・・8月中旬頃、

この日も仔猫がやってきましたので、ドライフードMIX( かつおぶし・ほしかま・煮干等 )を2皿出しました。

あいかわらず、上澄みだけ食べて、カリカリを大量に残して帰って行きました。





( 最近、ぶーちゃん来てないし、2皿必要ないかも・・ )





食べ残しのカリカリですが、そのままにしておくと、翌朝には、きれいに無くなっています。

いつもは、そのままにしておくのですが、まだ夜には早いので、気まぐれで お皿をさげました。







帰りかけた仔猫は、私がエサ皿をさげて家の中に入るのを認めると、あわてて戻ってきました。

そして、激しく鳴いて猛抗議。

必死に&狂ったように鳴き続けます。





お皿をさげないで!  そのままにしておいて!  ということなのでしょう。





「 わ、わかった わかったよ 」





私は、そう言って お皿 を戻しました。

( あまりにも けたたましく うるさかったので )







私が、エサ皿を元の位置に置くと、鳴きやみました。

一瞬、鳴きやんだのですが、再び、鳴きはじめました。





「 う、うるさい  うるさいなー  皿戻しただろ 」





そう言って仔猫を見ると、私の方を向いて鳴いていませんでした。

今度は、明後日の方角を見て鳴いています。





( ・・??? )





心なしか、鳴き声が さっきと違うように感じられました。

なにか違和感を覚えましたが、家の中に戻りカーテンをしめました。







17歳







程なくすると、レースのカーテンに猫影が映りました。

ベランダの手すりの上に 猫が来たみたい です。

その後、すぐに下に降りてきて カリカリ を食べはじめたみたいです。





( ぶ、ぶーちゃんか? )





ぶー にしては、シルエットが違うように思いました。

私はベランダに駆け寄り、勢いよく、カーテンをあけました。





( うっ・・ )





私も驚きましたが、猫も相当驚いて 驚愕の表情 です。

カリカリを貪り食っていたのは、あのオス猫 でした。







私と目が合うと、瞬時にベランダの手摺の上に飛び乗り、 あっ という間に逃げて姿を消しましたが

仔猫は、まだ塀の上に留まっていました。





「 おまえが あのオス猫 呼んだのか? 」





ベランダに出て、話しかけると、仔猫は、陰険な目で私を睨みました。

( 言葉など 通じる筈ないのですが・・ )







猫ぶろぐ【13】







その時、間髪をいれず、  




びゃー びゃー びゃー びゃー びゃー  




とチビ猫の激しい泣き声が響きました。







この泣き声が響くと、仔猫は、エサを食べている途中であっても、あわてて 猫マンションに戻って行きます。

猫マンションは、ベランダの目と鼻の先です。







今まで、あの激しい泣き声がする時は、たいてい 1~2匹 屋上( 家具類のいちばん上 )に出て姿を見せていました。

私は、ベランダのいちばん端に移動して猫マンションを見ました。

屋上に チビ猫が5匹 集まって泣いていました。





( うっ・・ )





今まで2匹しか確認していなかったのですが、この日、はじめて 5匹 確認しました。

( 後に、チビ猫は全部で 5匹 だと判明します )





( うっ・・ )





私は、またしても 目を疑いました。

5匹のうち 3匹 オス猫と同じ配色。

そのうちの2匹は、 あのオス猫と同じ 折れ曲がった尻尾 をしています。

さらに1匹は、配色&模様 折れ曲がった尻尾など あのオス猫と完全に同型でした。







・・・仔猫の産んだ子供は、







・・・仔猫の相手は、







あのオス猫と考えて 間違いない。

目を疑いたくなるような出来事が続き、最後の最後で トドメを刺された気分です。







17歳







・・・8月の終わり頃、

煙草を吸っていると 久しぶりに ぶー が現れました。





「 ぶ、ぶーちゃん  久しぶり 元気だったかっ 」





私は小躍りして喜びました。

ぶー も私の姿を認めると目を輝かせます。





「 ま、待ってろ  すぐ出すから 」





私は、あわてて猫缶を皿にあけてベランダに戻ると、どこからともなく仔猫がやってきました。





ぶーは、 ごろごろ  鳴きはじめます。





仔猫は、ごろごろ鳴いている ぶーに駆け寄り 夢中で頬ずり を繰り返しました。





頬ずりの後、仔猫は、下に降りてきて猫缶を食べ始めました。

猫缶を全部食べたので、追加で出しました。

それも また 全部食べたので、さらに追加で出します。

そして、さらに追加します。

最初は、ガツガツ食べていたのですが、3缶目くらいから次第に速度が遅くなって行きました。

4缶目になると、もう お腹いっぱい という感じです。





「 食ったら 帰れ! 」





私は、仔猫に帰るように促しましたが、エサ皿の前に座り動こうとしません。

5分~10分くらい 時間が経過しました。

見ていた私には ひどく時間が長く感じられました。

ようやく仔猫がベランダの手すりの上にあがりました。







ぶーが降りてくると 仔猫は血相を変え ベランダの手すりから飛び降りてきてブロック。

この日も、ブロック&妨害してエサを食べさせようとしません。

何度もブロックされ、仕方なく ぶーはベランダの手すりの上に戻りました。





「 おまえ いい加減にしろ! 」





見かねた私が出て行き、仔猫を蹴りました。

仔猫は、蹴られる前に 瞬時に 飛び退いて逃げました。





それを見て ぶー激怒。

激怒して ベランダの手すりから 身を乗り出し シャー と牙を剥いて 私を威嚇します。





仔猫を いじめるな ということなのでしょう。





「 わ、わかったよ 」





そう言い残して 私は家の中に入りました。







猫ぶろぐ【13】







「 どうしたの? 」







妻が話しかけてきます。







「 ぶーちゃん 久しぶりに来たんだけど、 あいかわらず 仔猫が邪魔して食べさせない 」







「 だったら、塀の上に お肉でも置いたら 私じゃ届かないけど 届くでしょ? 」







( ・・・そ、そうか   その手があったか! )







私は妻のアイデアに感心しながら&急いで台所へ行き冷蔵庫を開けます。

鶏肉( ササミ )発見!

鶏肉のパックとキッチンバサミをつかんでベランダに戻ります。





「 ぶーちゃん ぶーちゃん 」





塀の上に移って帰りかけた どら猫 を呼びとめます。





「 好物の ササミ だぞ! 」





そう言って、キッチンバサミで一口サイズに切ると足元近くに置いてやりました。





どら猫は、足元の鶏肉に 一瞬 視線を投げましたが、表情を変えず、猫座りしたまま 食べようとしませんでした。





仔猫は、鶏肉が置かれたのを認めると、血相を変えて駆け寄って行きます。





仔猫が、猛スピードで駆け寄り 鶏肉 を食べようとした瞬間、

どら猫が 一瞬、速く ぱくっ と ササミをくわえました。



それでも仔猫は、あきらめず、激しく顔をぶつけ、 口から  はみ出した鶏肉 にくらいついて奪おうとします。





どら猫は、顔を大きくふって 鶏肉を奪われるのを阻止しました。

そして、走って逃げます。







どこかで、ムシャムシャ食べたのでしょう。

少しすると戻ってきました。







猫用ひとくちサイズと言いながら、少し大きかったことを反省しました。

今度は、本当に 一口サイズに切って 足元に置いてやります。

ぶーちゃん、 うれしそうに 次から次へと ばくばく 食べました。







仔猫は、憎悪剥きだしで、ぶーちゃんを睨み続けています。

そして、激しく鳴きはじめました。





あの日と同じ オス猫を呼んでいるような鳴き声でした。







17歳







「 ちょっと あの鳴きかた オス猫でも 呼んでいるような鳴きかたじゃないの? 」







妻が私に言います。







( ・・・やはり そういう風に聞こえるのか )







そう思いながらも、







「 そんなこと ないだろう 」







私は否定しました。

仔猫とオス猫が結託して ぶーちゃん を追い出すなど あり得ない。

ぶーちゃんと仔猫は、仲の良い親子。

ずっと そうあって欲しい と思いました。







17歳







仔猫の鳴き声がやみました。

鳴き声がやむと同時に、仔猫の姿が消えました。

かわりに あのオス猫が ぶーちゃんを睨みつけながら 現れました。







目の前に現れた オス猫 を見て

私は 仔猫の裏切り を確信しました。

( 今まで、薄々感じていましたが、そう思いたくなかった・・ )







17歳







オス猫は、人間に例えると 18歳から24歳くらい 若いです。

5月頃、はじめて見た時は、ぶーちゃんより ふたまわりくらい 身体が小さかったのですが、

いつの間にか かなり大きくなっていました。

筋肉質で強そうに見えます。





( ぶーちゃん 勝てるのか・・ )





私は ひどく不安になりました。





17歳







すぐに戦いが始まりました。

凄まじい叫び声をあげながら大喧嘩が始まったのです。





「 ぶーちゃん頑張れ!  絶対負けるなっ! 」





私は必死で声援を送ります。







激しく取っ組みあいながら転がり、戦いは東側の隣家の庭に移りました。

植木鉢、それにセンスのない置物等が次々に倒れて転がりました。

激しい物音に驚いて この家の住人が外に出てきた為、 戦いが終わりました。







この家の住人が出てくると、オス猫は 瞬時 に屋根の上に駆け上がりましたが、

ぶーちゃんは、 ハァハァ 肩で息をしているような感じで 物陰に身を隠すのが精一杯でした。







住人が家の中に戻ると、 ぶーちゃんは よろよろと よろめくように歩いて 私の視界から消えて行きました。

その様子を 勝ち誇ったように あのオス猫が屋根の上で見ていました。





いつもベランダで どら猫 が寝ていた 「 何気ない日常 」 は、この日で完全に終わりました。







猫ぶろぐ【13】







「 もう黙って 見ていられない 軍事介入する! 」







「 ・・は? ・・・軍事介入? 」







怪訝そうな顔で聞き返してきた妻に

私は、作戦の全貌を打ち明けました。

この時、私の怒りは頂点に達していました。

ベランダの住人 → 家族同然の猫を 私の目の前で さんざん痛めつけてくれた あのオス猫だけは許せない!







捕獲器を買って あのオス猫を捕まえる。

そして もう 2度と 戻ってこれない場所に捨てる。

静岡、もしくは 山梨/長野方面に運んで捨てる。







あのオス猫さえ居なくなれば ぶーちゃんは、また この場所で暮らせる。

今まで通り 仔猫と仲良く 暮らせる。





「 何気ない日常 」をとりもどす!!!







17歳







話を聞いて 妻は激怒&ブチ切れ ました。





「 お、おまえは アメリカかっ! 」





「 いくらなんでも そんなの やりすぎだろ!!! 」





犯罪者だの やりすぎだの ボロクソ罵られましたよ。

猛反対に遭い作戦の決行を断念せざるを得なくなりました。

さらに、妻の提案である 「 経済制裁 」 を呑まされることになってしまいました・・。







経済制裁とは、今後一切、仔猫にエサを与えない というものでした。







軍事介入など おそらく1回しか使わないであろう捕獲器の購入代金、

それに 高速代、ガソリン代等、意味もなくお金が出て行き 

さらに 犯罪行為であり なに ひとつ いいことがない と言います。





そこへいくと 経済制裁は 金が かからない いちばん良い手段。





そもそも あのオス猫が悪い と考えるのは間違い。

オス猫は利用されているだけで、いちばん悪いのは あのコネコ だと言います。





オス猫が居ない隙に ぶーちゃんにエサを食べさせることは十二分に可能。

それなのに、さんざん妨害を繰り返して食べさせようとしなかった。

これは ぶーちゃんを追い出して エサ場の独り占め を画策している証拠。

裏切り者のコネコ にエサなど与える必要はない と言います。







・・・私にとって、

私の中では、仔猫は、ぶーちゃん同様 可愛がってきた猫。

いきなり手を切るなど とても 無理。







しかし、妻に押し切られる形で 経済制裁 を実施することになりました。

2013年の9月2日だったと記憶しています。


「 金の切れ目が縁の切れ目 」


なんて 言葉がありますが、


( この場合は、エサの切れ目が縁の切れ目ですね )


この日以来、仔猫 そしてチビ達との交流が断絶したまま今日に至っています。







17歳




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  1. 2014/04/23(水) 18:00:31|
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