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WESTCLOX 75071
1966年製? 実物・デッドストック新品?
90年代、ベトナム戦装備の人気が最高潮に達していた頃、死ぬほど欲しかったモノと言えば、
タイガーストライプ、ガーバー・マーク2、ベトナムジッポー、そしてディスポーザブル・ウォッチですね。
死ぬほど欲しかった などと記載しますと大袈裟に聞こえるかも知れませんが、当時は本当に そう思っていました。
ドイツ軍を始めたのは30代半ばを過ぎてから・・
すっかり大人になってから というより年齢的にはオジサンになってからなので淡々と買い揃えていましたが、ベトナム戦アイテムは10代~20代の頃だったので激情がありましたね。
リップストップ生地のジャングルファティーグですとか、ビブラムソールのジャングルブーツなどは一般的なアイテムで、マニアックなコレクション品ではありませんでした。
死ぬほど欲しかったモノとして上記にあげたアイテムは、何れもマニア向けのコレクション品でした。
他には、スーベニアジャケット(ベトジャン)、SOGナイフなんてモノもありますが、私の場合、ほとんど食指が動かなかったですね。
SOGナイフは超希少品で、とても買えるような値段ではありませんし・・。
インターネットが普及している現在でも、SOGナイフ = SOG社製ナイフだと思っている方が少なからずいるみたいなので、一応、記載しますと、SOG社/SOG Specialty Knives は、SOGナイフのデザインに触発されて復刻版を作っているメーカーです。
会社の設立も1986年頃ですから、ベトナム戦争中のSOGナイフとは何ら関係ありません。
現在、タイガーストライプは本当に良いモノの流通がなくなり、ガーバー・マーク2はご存じの通り法律が変わって国内で所有することが出来なくなりました。
ベトナムジッポーは、もう10年以上も前から もはや真贋など何の意味もない とまで言われるくらい偽物天国でコレクションのジャンル自体消滅してしまった感があります。
そして
今回は、ディスポーザブル・ウォッチ、所謂ベトナム戦腕時計を取り上げてみたいと思います。

ディスポーザブル・ウォッチとは?
読んで字の如く 使い捨ての腕時計 のことです。
前線で時計を修理するのは合理的ではないという理由で、使い捨ての腕時計を作って兵士に支給したのです。
はじめて知った時は、この発想に大変驚いたと記憶しています。
ディスポーザブル・ウォッチも また、ベトナム戦争を象徴するようなアイテムです。
その他の詳しい解説などは、他の方がされているかと思いますので、端折って先に行きます。
90年代、中古品はあれど、新品は見たことがありませんでした。
1996年頃だったと記憶していますが、東京ファントム本店もしくは横田店で かなり まとまった数のベトナム戦米軍腕時計が販売されていましたが、何れも中古品でした。
( ・・・すみません、もう、かなり記憶が薄れていて どっちだったか はっきりしません。)
インターネットが普及していなかった時代、こういったモノをさがすのはサープラスショップ巡り、ミリタリーショーそれからコンバットマガジン誌の広告が頼りでした。
ですから、
私が知らないだけ という可能性もありますが、デッド品は見たことがないのです。
唯一の新品は、1982年・ハミルトン社製ベトナム戦型/最終タイプですね。
こちらは、箱入りデッドストック新品が入手可能でした。
ベトナム戦ロットで新品となると 夢のまた夢 といった感じだったのですが、2012年~2013年にかけてデッド品が出てきたのです。
若かった頃の激情がよみがえり、飛びついて購入しました。

( おおぉぉ~ デッド品だー! )
なんて
喜んだのも束の間、偽物である可能性が浮上してきました。
アメリカ軍の軍用時計の贋作なんて あるのか? という話になりますが、あるんですね。
私も この時まで知らなかったのですが・・・。

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テーマ:ミリタリー - ジャンル:趣味・実用
- 2016/06/26(日) 19:41:34|
- ディスポーザブル・ウォッチ
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